チルデン・セーターとは?
1960年代には定番だったと言ってもいいセーター、それがチルデン・セーター。IVYの秋冬コーディネーションでは、必ず登場していた。いかにもアメリカ・イーストコーストの学生らしい爽やかなコーディネーションで印象的だった俳優アンソニー・パーキンスの、チルデン・セーターやレタード・カーディガンを着こなした姿は、今でも記憶に鮮明だ。
ところが、VANやKentの商品企画部長を歴任した谷さん(60sFACTORYの企画責任者)の話を聞いて驚いた。「チルデン・セーターって、僕が付けた名前でねえ。チルデンという有名なテニス・プレイヤーがよく着てたもんでね」ということらしい。そう言えば、僕もチルデン・セーターという呼称よりも、クリケット・セーターという呼称の方がな馴染みがある気がする。きっと、クリケットというあまり知られていないスポーツより、テニスの方が‥‥。と、谷さんは考えたのであろう。
そう推理して、尋ねてみた。答は、簡単で早かった。「いや、その頃テニスに凝っててね。チルデンの大ファンだったんだよ、僕」。‥‥。いいなあ‥‥。僕は、ちょっとだけ温かい気持ちになった。
60sFACTORYで参考にしたVAN時代のチルデン・セーター(谷さん所有)。今年の製品は、イエローの部分が、最もオーセンティックなエンジになる(イエローは来年作ろう、ということになっている)。
60sFACTORYプロデューサーKAKKY(柿本)
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